Shota Sanuki

涅槃仏（ねはんぶつ）を簡単に 涅槃仏とは、お釈迦しゃかさまが亡くなるときの姿を表した仏像。 右手で頭を支え、横たわっている。 主に東南アジアの仏教寺院で見られる。

誕生仏（たんじょうぶつ）を簡単に 誕生仏とは、お釈迦しゃかさまが生まれたときの姿を表した仏像。 右手で天、左手で地をさしている。 釈迦の誕生を祝う「花祭り」に登場する。

釈迦如来（しゃかにょらい）を簡単に 釈迦如来とは、仏教を開いた実在の人物。 「お釈迦さま」として親しまれている。 衣を1枚まとっただけの、簡素な姿をしている。

仏像の持ち物のことを持物（じもつ／じぶつ）といい、その一つひとつには重要な意味が込められています。 これらの持物の種類とはたらきについて、イラストを交えながら、やさしく解説していきます。 「千手観音の ...

仏像の手に注目すると、さまざまなポーズをしているのがわかります。 手のひらを見せているもの、指で輪っかをつくったもの、指をにぎっているもの……など。

衣を1枚まとっただけのもの、豪華なアクセサリーを身につけたもの、よろいかぶとに身を固めたもの…… 仏像の服装にはさまざまな種類があり、それぞれの性格が表れています。

仏像の姿勢には、大きく分けて の4種類があります。

如来や菩薩の中には、ほかの仏ほとけを脇に従えているものがあります。

仏像の足もとに注目すると、さまざまな物に乗っているのがわかります。 大きく開いた花、ゴツゴツした岩、鳥やゾウなどの動物……など。

人びとを導く偉大な仏ほとけたちは、神秘的でまばゆいオーラを放っています。 このオーラを目に見える形で表したものを、「光背（こうはい）」または「後光（ごこう）」といいます。